私は漫画、アニメといったサブカルなものが大好きだ。
たまにYoutubeでアニメ公式チャンネルを観る。
昔懐かしいアニメの第1話がけっこう見ることが出来る。
その中に「銀河鉄道999」があった。(以下999)
先日お亡くなりになった漫画家松本零士さんの作品、アニメ化で、
1970年代のTV放送のやつだ。
西暦2221年、地球の宇宙交通が発達。
宇宙列車が銀河の果てまで日々往復する。
永遠の命を意味する機械の体の富豪たち、貧困にあえぐ生身の人間たち。
少年鉄郎とミステリアスな美女メーテル。
ふたりを乗せてSLモデルの宇宙列車、999は星をめぐる……。
ざっくりこういった内容なのだが、
オープニングのナレーションにハッとした。
「西暦2221年?」
999の世界は西暦2221年だったのだ。
198年後の世界観だ。
私はそこまで遠い未来設定とは思っていなかった。
こんなふうに思うのは「鉄腕アトム」のせいだと思う。
いや、アトムは悪くないのだが……。
アトムが誕生したのは西暦2003年。
当時は「全然アトムの世界じゃないな」とがっかりしたのを覚えている。
いつになったら車が飛ぶのかと楽しみにしているような人間なので、
アトム生誕の頃にはもっと「未来感」が欲しかった。
(ちなみにアトム連載スタートから約25年後に999が連載スタート)
ということがあっての999である。
「198年後かあ…これはわからんぞ」
宇宙開発は民間も含めどんどん進んでいる。
もしかしたら北海道に「宇宙ステーション」が出来て、
「今度の連休はちょっと奮発して惑星めぐりだ」
なんて会話が飛んでいるかもしれない。
だったらいいな。
松本零士さん。
素敵な夢をありがとうございます。
合掌