猫田道 ~nekodado~

北海道が好きだ!!

フキ

ドライブ中、道路沿いに車が止まっていると「山菜かな」と思う。

 

4月下旬くらいから山菜採りのシーズンスタート!

道路沿いに車を止めて森の中へ山菜採りに入ったのだろうと想像するわけです。たまに採った山菜をビニール袋に入れて戻ってくる姿を見かけます。山菜、美味しい自然の恵み。「自分が見つけた場所」と言って他の人には採取場所を教えない人が多いように思います。翌年の事も考えて採り過ぎは注意しているとか。それはよいことなのですがそこはどんなに頑張って自分で見つけても「自然の中」で、春の恵みは野生動物たちのごはん。そこに山菜があるということは森の皆さんもご存じでしょう。この時期ばったりヒグマに出会って大変なことになることもありますので注意が必要です。

 

私は虫が苦手なので森の中へ入る事は滅多にありません。

(入っても散策路があるようなところだけ。それでもクマには気をつけています)

なので春の山菜はお店で調達。無性に食べたくなったフキを探しましたが生のは見つからず、水煮を購入しました。水煮は下処理いらずなので楽~~~。

 

製造は釧路市音別町

北海道のフキと言えば足寄町のラワンブキが有名ですが音別町もフキが名産でして、フキの葉を原料にした職人の手漉き紙、富貴紙(ふきがみ)があるんですよ。紙にフキの繊維が入っていて素敵です。

 

 

ところでこのイラストの女の子。音別のフキを持ったアイヌ民族のメノコ(女の子)のイメージかと思ったらよくみると耳が三角形?

音別のフキもかなり大きく成長するので人間かと思いましたが、もしかしたらコロポックルかな?どちらにしてもかわいい。

 

 

きざんでおつゆ(お味噌汁)の具にしました。やわらかくて美味しかったです。

 

次は下処理がちょっと大変ですが生のフキを味わいたいですね。あと行者ニンニクも買って醤油漬け作ろう!